長谷部建築

無垢材・自然素材の暖かい家
山形県東田川郡庄内
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アレルギーと住宅を考える会

日本人のアレルギー罹患率50%、子供は60%以上。異常なアレルギー大国・日本
アレルギーに苦しむ子供たちを、健康にしたい。政府もハウスメーカーも、逃げるアレルギー問題!
アレルギーと住宅を考える会
日本人の二人に一人、子供は6割以上がアレルギーで辛い思いをしています。アレルギーやシックハウスを生み出している原因の一つが現在の住宅です。それなのに、政府もハウスメーカーも、アレルギー問題を放置したままです。だから、アレルギー罹患者は増加する一方なのです。罹患率からみて、すでに私たちの遺伝子は傷つき、子孫へ伝えられているのでしょう。
facebook「アレルギーと住宅を考える会」 全国18県28支部、参加者594名(5月10日現在) 】
【 アレルギー 】
アレルギーとは、本来無害な物質にも免疫が過敏に反応して、健康被害を引き起こしてしまうことをいいます。 アレルギーでは、抗原に対してIgE抗体が作られて、肥満細胞における抗原抗体反応の結果、ヒスタミンなどの化学伝達物質を発散して、アレルギー症状を起こします。
【 免 疫 】
免疫とは 病原体や有害な物質(抗原/アレルゲン)から体を守 る防御システムのことをいいます。抗原に対応した抗体を産生して抗原を攻撃し、病気が起こるのを未然に防ぎます。このことを抗原抗体反応といいます。病原体に対しては、主にIgG抗体が作られます。免疫は健康維持に不可欠な生体機能です。
【 アレルギーマーチ 】
一つのアレルギー疾患を契機に一連のアレルギー疾患を次々と発症していくアレルギーマーチは、次の順に発症する傾向があります。次から次へとマーチのように、連続していくことから名づけられました。
経皮感作 →アトピー性皮膚炎 → 食物アレルギー → 気管支ぜんそく→ アレルギー性鼻炎・結膜炎(主に花粉症)
将来的なアレルギー体質の予防のためには、乳児期早期から、アレルギーマーチの起点である経皮感作に対する適切なスキンケアが重要です。
【 経皮感作 】

アレルギーは食べ物や呼吸に起因していると考えられてきました。しかし、経口は、消化管や肝臓で、無毒・解毒化されます。2009年に、小麦成分を含む石鹸による多数のアレルギー発症事件を契機に、アレルギー疾患は、経皮感作が有力な感作経路であることが明白になりました。

経皮吸収された異物は、無毒・解毒化されずに全身に運ばれるのです。たとえ微量でも、有害な物質を毎日皮膚から吸収していれば、徐々に体内に蓄積されていきます。

近年の住宅は過乾燥が深刻です。乾燥肌や皮脂膜が傷ついた皮膚の状態では、アレルゲンが体内に侵入しやくなります。経皮感作の予防には、皮膚を清潔にし、潤いを保ち、皮膚のバリア機能を高めるスキンケアが有効です。

アレルギー疾患
【 アトピー性皮膚炎 乾燥肌 】
お風呂上がりや体が温まると、体が痒くてたまらなくなる方が急増しています。全身を掻きむしって傷だらけの方も珍しくありません。アトピー性皮膚炎は、皮膚バリア機能が低下した状態に、アレルゲンが侵入することによって起こります。化学物質や湿度や環境など、多くの因子が影響していると考えられます。痒みが酷く不眠が続けば自律神経が乱れます。学力低下、無気力、キレるなど、様々な影響を与えることになりかねません。
【 食物アレルギー 】
食物アレルギーとは、特定の食べ物に含まれる異物(アレルゲン)に、免疫機能が過剰に反応してしまうことで、体にさまざまな症状が現れます。食物アレルギーの場合、食べ物に含まれる主にタンパク質がアレルゲンと認識されて症状が引き起こされます。アレルゲン食品として卵、牛乳、小麦の割合が多くなっています。
【 ぜんそく 】
喘息は気道の慢性的炎症により、咳や痰、喘鳴、発作など、様々な症状があります。喘息は、ダニ、花粉、カビなどを吸い込むことによって発作が引き起こされます。また、新建材で造った住宅は乾燥しやすく、ハウスダストも多く飛散し、それらも発作の引き金になります。ぜんそくは、住宅の産業化と歩調を合わせて増加しています。乾燥しやすい住宅では、ウィルスも繁殖しやすくなります。
【 アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎 、花粉症 】
アレルギーは、免疫バランスのくずれにより生じます。くしゃみや鼻水などの症状の出るアレルギー性鼻炎は辛いものです。季節性アレルギー性鼻炎が花粉症です。一年中症状のあるものを通年性鼻炎といいます。また、目の表面に花粉やアレルゲンが付着すると、結膜に障害を起こします。アレルギー性結膜炎です。
【 シックハウス、化学物質過敏症 】
シックハウスはアレルギーとは異なるものですが、ここでは住宅に由来する疾病であることから掲載します。シックハウスは建材や家具などから発散される化学物質が、皮膚や目や喉などの刺激症状、倦怠感、めまい、頭痛、疲労感、消化器症状などを引き起こします。病態や症状は多様で解明されていないことも多く、潜在的な患者数は相当多いとみらていれます。また、化学物質は床面に滞留することから、赤ちゃんや幼少期に影響を受やすく、成人してからもシックハウスに悩まされる傾向にあります。
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